1995-06-08 第132回国会 衆議院 消費者問題等に関する特別委員会 第9号
同時に、農家の手取りというのは、最終消費者価格を一〇〇といたしますと大体二〇ぐらいでございます。流通、加工、販売の過程でも、こうした地価なり労賃なりエネルギーの割高なコストを引き受けているわけでございますので、経済全体の構造が変わるということを期待をいたしたいというふうに考えております。
同時に、農家の手取りというのは、最終消費者価格を一〇〇といたしますと大体二〇ぐらいでございます。流通、加工、販売の過程でも、こうした地価なり労賃なりエネルギーの割高なコストを引き受けているわけでございますので、経済全体の構造が変わるということを期待をいたしたいというふうに考えております。
○佐藤(恒)委員 転送問題につきましては、今お話ありましたようにいろいろな事情がありますが、しかし流通価格が最終消費者価格に転嫁するということでございますので、十分ひとつ検討していただきたいと思います。
生鮮食料品の流通マージン、これは品目が非常に多うございますから、その違いあるいは豊凶変動の影響を受けまして、年により時期により異なるわけでございますけれども、我が国においては生鮮食料品総じて見ますと、最終消費者価格のほぼ三割ないし五割となっております。
日本の食肉流通の場合に、よく複雑であるという表現があるわけでございますが、諸外国の例等と比較しましてどこの段階が特別不合理であるということはないようでございまして、生産者手取り価格等を対比しました場合でも、日本の場合は最終消費者価格の六五%程度が生産者手取りということになっております。
ただ原材料費が最終消費者価格に占める比率でございますね。これは私、専門家でございませんから一遍にわかりませんけれども、恐らく原材料費だけの最終価格に占める比率というものはそんなに大きなものじゃないのじゃないか。さまざまな他の流通コスト、それからたばこを実際に刻み、製造するコスト、それはあんまり変わらないというぐあいに思いますので、それから専売益金は変わらない。
同時に、政府がやはり毎月調査をして、個々の品物についての輸入価格と最終消費者価格との間の乖離を消費者に知ってもらうということは、当然消費者が賢い消費者になり、円高の差益の還元に役立つものと、そういうふうなつもりで追跡調査をいたしております。
そういったことを踏まえまして、私自身としては、せっかくのトン当たり二千円以上の元売り仕切り価格の引き下げが最終消費者価格に及んでないという点は非常に遺憾に思っておるわけでございまして、もちろんその意味からいたしましても、一段と体質の改善を進めなくちゃいけないという立場でございます。
そんなようなことで、なかなか最終消費者価格の上でどれだけ効果があったかということを把握するのはむずかしい問題ではございます。 ただ、私ども、その第一次の調査に引き続きまして、経済企画庁と調整をいたしまして、第二次の調査を第一次調査品目と同様の十四品目についても調査することといたしております。
○政府委員(高木文雄君) 率直に申しまして、日本の間接税の場合には、最終消費者価格に吸収されているといいますか、織り込まれております関係もありまして、所得階層別にどういうふうに間接税を負担をしていただいているかということを算出する統計表がなかなか十分ないわけでございまして、間接税の、御指摘のような所得階層別影響ということについての研究は十分には行なっておりません。
したがって、これを混合して最終消費者価格になる段階では、コストという面だけで考えると割り安につく。したがって、この関税率が変われば標準価格も下に修正する必要があるということになりましょうか。
この時点で十円になったとなったら、最終消費者価格はどうなりますか。この点長官、いかがです。
投機からくる価格のアップにつきましても、全国の紳士服の小売業界の幹部の方々と数回会合を重ねまして、三月五日に、とかく乱れがちな私どもの取引の正常化あるいは合理化をはかって、極力これが価格アップを合理化、省略化によって吸収していくことが一番好ましいのじゃないかということで、小売りの幹部の方々とも話し合いを何べんも重ねまして、全国の専門店に対して取引の合理化あるいは正常化を文書をもって要請して、極力最終消費者価格
わが国の場合には、石油製品の価格といいますのは、諸外国に比べまして、現在のところでは、実は最終消費者価格は、ガソリンから重油、いずれをとりましても、これは課税の関係もございますけれども、幸いにして先進諸国の中では低水準にございます。
そうなりますると、畜産を振興すると申しましても、現在の物価問題から関連して、最終消費者価格がそんなに上がっていくということを期待するわけにはいかぬと思うんです。結局これもはさみ打ちになって、生産農家はその犠牲と負担で処理しなきゃならぬということに追い込められていくことになると思うわけでございまして、これはきわめて重大な問題であると思います。
生産者の手取りがふえるということが、即最終消費者価格が上がるんだということに必ずしもつながるものではない。従来、販売機構でやっておりました方法にも多々改善すべきものがあるのではないだろうか。またその改善策については、消費者と販売業者が直接に話し合うことによっていろいろな新しいくふうも生まれてくるのではないか。
要するに酪農振興対策を単に農家保護だけに終わることなくして、最終消費者価格の安定と消費拡大とに結びつけていかなる方法を講ずるかということを、私は早くしてほしかったのであります。当物価委員会におきましては大いにこの点を御批判いただきまして、要所要所におきましてこれを十分にお取り上げ願いたいと思います。 次に、牛乳の品質規格について申し上げてみます。
もっと端的に申せば、この法律は最終消費者価格のことだけを考えるのであって、私の申し上げまするように、所期の目的を達成いたしまするためには、両面が並行的に解決されなければならぬわけでありますが、その他の半面というものはこの法律では考えない、農林行政全体を通じては、あるいは政府の施策としては、当然別の対策として生産の安定、増強を考えるということなのか、その辺の考え方ですね、それはどういうふうに相なっておりまするのか
○森八三一君 ただいま大臣がお答えのように、法律がねらっておる重点は、流通機構の整備を通しまして、最終消費者価格の合理的な適正、安定を期するというところにあることはよく了承いたしておりまするわけでありますが、その目的を達成いたしまするためには、大臣のお話ございましたし、私も申し上げましたように、生産の安定と拡大がなければならないということですから、この法律の運営にあたっては、その前提となる生産の安定
○森八三一君 先刻のお話しのように、公務員給与ベースの改訂等に伴って、機構管理の手数料等も更改をしなきゃならぬという情勢に追い込まれておるんだといたしますると、必然的にこの問題に手をつけていかなければ、最終消費者価格に私は相当の影響を持ってくると思う。現在の段階では、最終消費者価格というものを変えますることは、これは非常に大きな問題に発展するわけですから、おそらく手は触れ得ないと思います。
○原政府委員 輸出競争力をつけますために、いろいろな値段を押えておきたい、これはここでも問題でありますと同時に、御存じの通り、鉄道運賃あるいは米価というような問題については、きわめて幅の大きな問題として論争の対象になるのでございますが、その際、最終消費者価格と申しますか、最終価格は上げてはいかぬという要請が一方である。
米価は一月に最終消費者価格の値上りを見ました。電気もまた本年四月げろ値上りが一応予想されております。本予算委員会審議の過程においても、電気料金の値上げを絶対に認めないという政府の答弁は、選憾ながら聞くことができなかつたのであります。